鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【アメリカ横断】ニューヨーク半日観光。レンタカードライブまでの夢の時間

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こんにちは。鬼です。

アメリカ横断ドライブ2日目です。

600キロの長距離ドライブの前にニューヨーク半日観光です。
初日からハードル高めに設定です。  

JFK空港到着

初めてのニューヨークに期待してJFK空港に降り立ちました。
ですが、森の中の空港という感じで全然ニューヨーク感がありません。
行ったことないですが、昔の香港の九龍城上空を飛ぶようなイメージでおりましたが、ほとんど成田と変わらない感じの空港でした。

 

体調はというと、飛行機で沢山寝たので完璧に近い状態です。
入国手続きを順調にこなし、予定時間よりも30分ほど前倒しで空港から出ることができました。

 

電車に乗車

電車については料金後払いということを調べておりましたが、マンハッタンにアクセスする路線がいくつかあり、どの電車が目的地近くまで行くのかがちょっと分かりにくい印象でした。
まあ、こういう時はあまり考えずに人の波に乗るのが一番です。
そういったことも旅の醍醐味ですね。

訳もわからず電車に乗って移動していると、いつの間にか乗り継ぎ駅に着いていたという感じです。

後払いの乗車料金は、この旅のために取得したMUFGプラチナカードでお支払いです。ちゃんと認識するかヒヤヒヤしながら機械に差し込みましたが、なんとか無事に認識してくれてホッとしました。

 

マンハッタン行きの地下鉄に乗り換えましたが、車内は既にアウェー感が満載です。

毎回思うことですが、外国の方は目を合わせる事に抵抗がないのか、ジーっとこちらを見てくるので、慣れないうちは目のやり場に困りソワソワしてしまいます。
今回も見られているな~っと感じたので、すかさずスマホをいじって気を紛らわしました。こういった点も文化の違いなんですかね。

 

マンハッタン

ケータイの地図アプリを見る限り、マンハッタン中心部に到着しているはずですが、まだニューヨーク感は感じられずにいました。
トランクを引きづりながら駅の外に出てみると、そこにはイエローキャブが行き交い、摩天楼がそびえるまさにニューヨークではないですか!
一気にニューヨークに来たと実感した瞬間でした。

荷物預け(Schwartz Luggage Storage)

感動もほどほどに、まずは荷物を預けなければいけません。

ニューヨークでは同時多発テロ以来コインロッカーがなくなっていると聞いていた為、代わりにホテルのクロークみたいなお店が存在します。
まあ、普通ならホテルに預かってもらうのでしょうが、ニューヨークでホテルを予約していない私たちのような旅行者向けなのかもですね。

結構な値段でしたがトランク引きずっての観光はあり得ない為、預けないという選択肢はなかったのです。
1個千円くらいですが、痛い出費です。

 

場所などの詳細は以下のブログを参考にさせて頂きました。

是非、参考にしてみてください。

tabizine.jp

 

自由の女神

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まず最初に向かう観光地はここしかないでしょう。
そう、自由の女神です。
自由の女神はマンハッタン島から数キロ離れた小さな島に立ってますので、普通ならフェリーで近くまで行くことになるでしょう。
しかし、今回は時間がない。
写真では海岸線に小さく見えてますが、肉眼では予想以上に大きく見えたため、予定を変更してフェリーに乗らないことにしました。

朝早く出ましたが、予想以上に混んでいたこともフェリーをあきらめた原因ですが、時間があればフェリーで近くまで行きたかったですね。

 

グラウンドゼロ

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2001年9月11日に飛行機が衝突したワールドトレードセンタービルのツインタワーがあった場所です。

当時、私はこのニュースをタイのバンコクで見ておりました。

初の海外旅行で、友人数名でバンコクのホテルでくつろいでいる時に、丁度2つ目のタワーに衝突するところが映し出されました。何かの映画かなとチャンネルを変えても、全ての番組が同じニュースを流していたことで事の重大さがわかったという経験があります。

後日バンコクの空港も一時閉鎖されましたが、なんとか閉鎖の前に日本に帰国することができました。


当時のことを思い返しながら、色々な感情がある中でのグラウンドゼロの観光でしたが、しっかりとご冥福を祈ることができました。
グラウンドゼロに空いた巨大な穴を眺めつつ、二度とこのようなことは起こしてはいけないなと切実に感じました。

 

タイムズスクエア

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タイムズスクエアは夜に訪れたかった場所ですが、真っ昼間に来てしまいました。
しかし、これがあの有名なタイムズスクエアかと思うと自然と感動がわき上がるものですね。
せっかくなのでミュージカルとかも鑑賞してみたかったですが、今回は時間が無いため諦めました。ひとしきり写真を撮り終えたら足早に次の目的地に向かいました。

 

トップオブロック

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タイムズスクエアから歩いて20分ほどの場所にトップオブロックが建ってます。

 

エンパイアステートビルかトップオブロックかどちらに登るかを迷いましたが、ニューヨークの摩天楼のイメージは、エンパイアステートビル無しでは語れないということで、トップオブロックからエンパイアステートビルを臨みました。

はい。絶景でした。イメージ通りの100点の景色です。

ニューヨークに来たのはこの為だなと思える景色を拝んだことで、ニューヨークに悔いは無くなりました。

 

観光地巡りはこれでタイムアップとなってしまいましたが、次回来たときはセントラルパークでランニングや、ガイドブックに載っているようなベタな町歩き楽しみたいものですね。


トップオブロックからトランクを預けているお店まではイエローキャブで移動し、荷物を受け取ったらメインイベントのアメリカ横断ドライブの始まりです。

 

ハーツレンタカー

13:30頃にレンタカーを借りるため、予約しているハーツレンタカーに向かうわけですが、マンハッタンでの運転を避けるため郊外のニューアークリバティ空港に隣接するハーツレンタカーに予約を入れておりました。

 

ニューアークリバティ空港には、マンハッタンのペンシルベニア駅からNJTransit(ニュージャージートランジット社)の電車で向かうのですが、アメリカの電光掲示板のシステムが理解不能で、30分ほど駅構内をさまよってしまいました。

 

警備員さんをつかまえてなんとか空港行きの電車が出発するプラットフォームを見つけましたが、空港に行くのにこんなに苦労したのは初めてです。

大抵は、飛行機のマークとかで迷わないようになっているのですが、アメリカの鉄道はハードルが高い印象を受けました。

イタリアでは一人でもスムーズに移動できたので、アメリカには改善を要求したいことろですね。

私たちが焦っていたことも原因の一つかもしれませんが。

 

駅からは40分ほどかかったでしょうか、ニューアークリバティ空港に無事到着です。

電車でびっくりしたことは、走行中に先頭車両の前方のドアが全開だったことですね。

風がものすごい勢いで電車内に入ってきて、なんか豪快でした。おもしろかったです。

 

ニューアークリバティ空港も、JFK空港よりは小さいとしても複数のターミナルがあり、ターミナル間は無人の電車が運行してます。

ハーツレンタカーがあるターミナル駅で数名が降りましたが、みんなレンタカー予約者でした。考えることは皆同じですね。

 

ところで、ハーツレンタカーに恨みは無いのですが、事前に予約していたことが全く反映されておらず、全て初めから登録し直した感じだったことが一番理不尽な出来事でした。

しかも、こちらは英語をうまく話せないと伝えているのに、テレビ電話みたいな機械でオペレーターと会話しろとか無茶ぶりをしてくる始末です。

久しぶりにあたふたしてしまいましたよ。

 

遂に堪忍袋の緒が切れてテレビ電話をぶった切り、係員に本格的にクレームを入れてしまいました。事前予約してるし予約時に発行したバウチャーもあるんだからこれでなんとかしろと。そこからは話はスムーズに進みました。なんだ、やればできるじゃんと身振りで褒めてあげました。

しかし、国際免許証なんてほとんど見てなかったので必要性は疑問です。
いらないのでは?と思うレベルですが事故などが起きたら必要なのかなと思うことにしました。
第一、国際免許証は段ボールみたいな紙でできてる冊子なので威厳ゼロです。

なんとかしてもらいたいものです。
と、不満をぶちまけて、フラットな気分で車とご対面です。

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第一印象は、意外と良いじゃん!でした。日産のアルティマという車種でしたが、セダンタイプで収納スペースも車内外の綺麗さも申し分ないです。
数日間命を預ける車に最大限の敬意を払っていざ出発です。

 

バッファロー

車を出発させた時間が15時頃となってしました。

自由の女神を見るためにフェリーに乗っていたら完全に夕方になっていたため、フェリーを諦めたのはナイス判断だったなと思いました。

 

しかし、よくよく考えてみると、バッファローまでは600キロくらいあります。

東京から大阪よりも遠い距離を15時から運転か~、しかも、飛行機で寝たとはいえ飛行機の疲れと、ニューヨーク半日観光の疲れもあるしな~とか思いながら、宿はバッファローで予約済みだったので行かないという選択肢はありえません。

泣く泣く出発です。

 

私は普段車に乗らないため、都会は友人、郊外は私という割り振りて交代しながら運転することがこの旅唯一のルールです。

 

1、2時間も走れば右側通行にもだんだんと慣れてきて、日本と変わらず運転を楽しめるようになってきておりました。

しかも、フリーウェイはひたすら一本道でジャンクションを間違えないように気をつけるだけです。

進むスピードも日本よりも早く、ほとんど渋滞にも引っかからなかったため、あっという間にバッファロー到着です。

21時前にはホテルにチェックインして長かった初日が終わりました。

 

飯は近くのコンビニで、あやしいハム、サラダ、ビールを購入して食べました。疲れ果てて、食欲よりも睡眠欲が勝っていたのでしょう。

次の日の予定を確認して早々に眠りについたのでした。

 

鬼でした。