鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【アメリカ横断】ナイアガラの滝を求めて。バッファローでは食料調達が欠かせません

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こんにちは。鬼です。

 

ナイアガラの滝の半日観光と、そこから約1000キロ先のシカゴを目指した1日についてお話します。

 

当日は天気も快晴で清々しい朝です。
旅行先で迎える朝の気持ち良さはちょっと別格です。
ストレスフリーで何も考えなくて良いからでしょうか。

ちょっとワクワクしながらベストウエスタン系列のモーテルで朝食を頂きました。

ナイアガラの滝

パンとスクランブルエッグはお決まりですが、自分で焼くワッフル製造機らしきものもありました。
鉄板を2つ合わせたような形で、液体状の生地を自分で鉄板に流し込むというものです。
面白半分で使ってみると、焼くのは楽しいし、出来上がったワッフルは美味しいしで大満足でした。
海外に行くとなぜか動きが鈍るお腹の事を考えて、ヨーグルトも頂きました。

 

満腹になったところで、いざナイアガラの滝に出発です。

 

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前日の夜に500mlのミネラルウォーターを買い込んでいたため、当分は水の心配もなく安心安全のドライブができます。何事も余裕が大切ですからね。

 

ナイアガラの滝

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1時間ほどカナダ方面に進むと積乱雲のような雲が見え始めました。
滝に近付くにつれて雲も大きくなってきました。
嘘だろうと思いましたが、どうやら滝つぼのしぶきが作り出す雲のようです。
流石のスケール感にちょっとビックリです。

 

朝早かったということもあり、滝の近くの駐車場に車を停めることができました。
しかし、この判断がのちのちの予定を狂わすことになろうとは、この時は知る由も無かったのでした。

 

短パンとサンダルに着替えて、いざナイアガラの滝に出発です。
半日だけの予定なので、ゆっくりしていられない為、まずは滝つぼ観光のフェリーに乗船です。

 

今回はアメリカ側のフェリー乗り場から乗りましたが、カナダ側にも同様のフェリー乗り場があります。

アメリカ側が青、カナダ側が赤のイメージカラーのようです。

 

フェリーに乗る前に渡されるビニール製のポンチョの色が赤と青に分かれており、遠目からでもどちら側のフェリーかが一目で分かります。

滝つぼに向けて出発すると、早々に壮大なナイアガラの滝とご対面です。
美しいの一言です。

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一眼レフで写真を撮りたかったのですが、滝つぼに近付くにつれてしぶきの勢いが増してきたのでほとんど写真は撮れず終いでした。

 

しっかりと目に焼き付けることができたと思いますが、想像以上にびしょ濡れです。
サンダルに履き替えて本当に良かったと思いました。

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カナダ入国

予想よりも早くフェリー観光が終わったのでサクッとカナダに入国してみました。
日本に住んでいると『海外旅行』という言葉が外国に行く時に使う単語になりますが、歩いて行ける外国だとなんと言う言葉がしっくりくるだろう?とか考えながら橋を渡ると、もうそこはカナダです。

入国審査も数分で終わってしまいました。観光客しか来ないでしょうし、入国審査の担当者からもほとんど緊張感は感じられませんでした。

 

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カナダ側から見るナイアガラの滝は、アメリカ側から見るよりも綺麗と言われてますが、滝を正面から見ることができるためだと思います。

 

天気もよく、写真も沢山撮れたのでナイアガラの滝観光も大満足です。
滝の真横にある観光センターではお買い物ができるうえに、ナイアガラの滝を真横から見ることができます。


うっかり川に落ちると滝つぼに真っ逆さまだと思うと足がすくみますが、大迫力の光景でしたので見て損は無かったと思います。

ちなみに観光センターは滝のしぶきが激しく、常に大雨が降ってるような感じでした。なかなか面白い体験だったと思います。

 

アメリカ側に戻ってきた頃には昼近くになっており、朝とは違い凄い人出です。
車に乗り込みナイアガラの滝を後にしようとしました。しかし、大渋滞にはまってしまって駐車場からもなかなか出ることができず、結局ここで1時間ほどロスすることになってしまいました。

 

シカゴへ出発

改めて言いますと、この日の目的地はシカゴです。
600マイル離れています。分かりやすく言うと約1000キロで、東京から博多くらいの距離を昼過ぎからドライブする感じです。
ちょっとした絶望感が漂うなか、フリーウェイをひたすら走りました。

 

走ってる最中は何をしてるかと言うと、1人は運転、もう1人はナビ係です。
スマホの地図アプリである『Maps.me』と言う神アプリのおかげで海外旅行は格段に難易度が下がりました。

通信が発生しないため日本であらかじめアメリカ全土の地図をダウンロードしておけば、アメリカでは通信費がかからないで自分の居場所が分かります。スマホのGPSにはお金かからないのです。

 

ですので、1人はそのアプリでジャンクションやら、次に乗るフリーウェイの番号やらを指示するわけです。

 

といっても、シカゴまではひたすら一本道なので助手席の1人は思い思いにメールしたり、ゲームしたりして過ごしてました。

 

何より平均速度が日本と違いだいぶ速いので、なんと夜の21時くらいにはシカゴの近くまで来てしまいました。
シカゴは大都会なので、ちょっと手前の『Fort Wayne』と言う街の郊外にあるモーテル『Ramada angola hotel』に宿泊です。

 

夕食はその街の 【Applebee's】 というアメリカンファミリーレストランで済ませて、近くのスーパーでビールを買い込み一日を締めくくりました。

順調過ぎて怖いくらいの旅ですが、ドライブの疲れは確実に積み上がっており爆睡の毎日です。

鬼でした。 

つづく

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