鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【東京散歩】散歩というかマラソン。吉祥寺-皇居-渋谷-吉祥寺と走った60キロ

Tokyo Marathon 2012

こんにちは。鬼です。

東京マラソンのコースが変更され、ゴールが東京駅に変更されたおかげで気軽にゴールの様子を楽しめるようになりました。東京ビッグサイトだと流石にちょっと見てくるかとはいかないですし、ランナーも大小の橋越えで最後は疲弊してゴールを迎えていたのではないでしょうか。

しかも、ゴールの背景が東京駅舎っていうのも素晴らしいですね。

ということで、今回のコース変更には大賛成です。

一人マラソン

今回は東京マラソンへの申し込みを忘れてしまい観戦だけでしたが、走っている人を見ているとふつふつとマラソンやりたい病が再燃したくるものです。

前回、以下の記事に書いた通り、一度一人マラソンを実施したことがあります。

その時はなんと60キロ走ってしまい、後遺症として左手の人差し指が1ヵ月ほどしびれて麻痺するという経験をしたばっかりです。

それでも走りたい衝動を抑えられず、懲りずに走ることを決意したのでした。

今回は疲れたらすぐに歩くことで、体に負担をかけずにということを大前提にしたマラソンです。

 

コースは、吉祥寺を出発し、まずは北の上井草を目指します。そこからひたすら東を目指すと目黒です。あとは皇居を半周して六本木、渋谷を経て井の頭通りを進めば吉祥寺に戻ってきます。

ざっと40キロなのでマラソンコースとしても丁度いいですね。

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スタート

今回も出発は深夜0時です。

朝よりも、夜の方が走りたくなるからなのですが、この時間に走ると帰ってきてからしっかり休めるのがいい点です。

ですが、疲れ果ててしまい、ほぼ丸一日何もしたくなるのがデメリットでしょうか。

 

前回は、食料や水をリックサックに入れて走りましたが、やっぱり慣れない装備でしめつけられてしまい指の麻痺につながったのではないかと思いますので、今回はお金だけを握りしめて水分とかは自動販売機で購入することにしました。

 

重い荷物もないため、出発してから上井草までは快調に走ることができました。

防寒対策も万全にして厚手の手袋も装備していたため、暑いくらいですが夜はこれから冷えてくるので体温を下げないようにひたすらマイペースで足を進めました。

 

道はずっと一本道なので特に迷うことなく目黒駅まで到着です。

体調もよく、足の痛みもありません。

前回と比べても疲労感がないため、これはいけるぞという感じで一気に皇居まで走りました。この時点で深夜2時になろうかという時間です。

あとは折り返して六本木を目指すのですが、喉も乾いてきたためスポーツドリンクを霞が関辺りで購入して歩きながら飲み干しました。

 

しかし、この休憩によって足に疲労がきていることが分かってしまいました。

走り出した時には太ももの前側が筋肉痛のような痛みを発し始めたのです。

しかも、都内は意外とアップダウンがあり、ずっと走り続けることが難しくちょくちょく歩いてしまうのですが、その度に痛みが増してくるのです。

 

六本木交差点につく頃には足が棒のようになってしまいました。

やっぱり30キロ付近が鬼門ですね。

マラソン大会でもいつも30キロで足が終わってしまうので、なかなかこの壁を突破できない状態です。

渋谷

痛くなると走ること自体が苦痛になってしまい、歩く時間も次第に増えていき、渋谷につく頃には3時になろうとしてました。

明らかにペースダウンですが、もう歩いてでも吉祥寺を目指すしかありません。

何やっているんだろうな~と毎回思うのですが、この苦痛が意外にリベンジへの力になるのかもしれませんね。

タクシーに乗ればすぐに帰れるのですが、移動するという行為にお金を払うことを極力避けてしまう性格であるため、一歩も歩けないという状況にでもならない限り歩くことにしております。

定期とかお金がかからないのであれば積極的に利用するのですが。

 

私にもお金に余裕のある時期があったのですが、この時でさえタクシーに乗ろうと思わなかったため、この性格は本物だと思ってます。

渋谷のスクランブル交差点は深夜3時にも関わらず人が沢山いてビックリしましたが、その中をジャージ姿で手袋をした状態であるくのは流石にちょっと気恥ずかしい感じでした。

 

NHKの前を過ぎれば井の頭通りです。

もはや歩きが8割り程の状態ですが、ここから残り10キロ強です。

まさに地獄のような状態ですが、前回の残り20キロの絶望感よりはまだましです。

痛い足に鞭打って、明大前、永福町、高井戸とすぎ、普段のランニングコースに合流したころには5時になろうとしてました。

ゴール

そして、なんとかゴールを迎えたのが5時30分です。

マラソンは4時間程度で走れるのですが、1時間30分も多くかかってしまった原因はなにかなと考えた時、やっぱりモチベーションだろうと思うのです。

沿道の声援もなければ周りに走っている人もいない状態ですし、今回は体にしびれなどの異変が再発しないかを確認するためでもあったのですが、それでも想像以上に時間がかかってしまいました。

 

このコースは分かりやすいコースであるため、体が癒えたらまた挑戦してみたいと思います。

今日は一日、TVやAmazonビデオを見て過ごしたいと思います。

鬼でした。