【国内-埼玉:長瀞(ながとろ)】都内からサイクリングで長瀞へ。荒川に沿って走るだけ
こんにちは。鬼です。
週末を利用してのサイクリング旅をしてみました。
今回の目的地は埼玉県の秩父に近い、長瀞(ながとろ)です。
都心から70キロ程度しか離れていないため、車ではもちろん自転車でも行きやすい観光地なんですね。
長瀞とは
場所は、地図で言うと東京の左上(北西)の方角で、東京と長野の中間にあるイメージです。
岩畳と呼ばれる、まさに岩でできた畳のような光景が広がり、なかなか見ごたえがある風景と川でのレジャーを楽しる事でも有名です。
そして、この川はというと、なんと「荒川」の上流域ですので、都内からは「荒川」の土手を進めば自然と長瀞に着いてしまうのです。
自転車で行くにはかなり分かりやすかったです。
もちろん車では土手を走れないので無理ですが。
サイクリングコース
今回は武蔵境駅からスタートです。
というのも、私は自転車を持っていません。
ですので、自転車で遠出しようと考えた場合には、「Suicle」というかなりマイナーなレンタサイクルを利用することが多いのです。
このレンタサイクルの利点は、月額2,500円で借り放題で、5日間は返却しなくても大丈夫という点ですね。従って、数日間のレンタサイクル旅行なんていうアホみたいな芸当が可能なのです。
ちなみに、このレンタサイクルを利用して、「妻籠宿」まで行った事もありますが、流石に遠すぎて死にかけました。この様子は別の記事を参照くださいませ。
ということで、今回はサクッと行ける長瀞までのんびりと荒川河川敷を楽しもうと思います。
とりあえず荒川へ
長瀞までは70キロ程度といっても、この自転車の性能からすると日帰りでは厳しいため、埼玉県の深谷市のホテルを予約してみました。
そのため、一日目はホテルまでたどり着ければ良かったという事もあり、自宅を昼過ぎに出発して荒川を目指しました。
街中は本当に時間がかかります。
やっとの思いで荒川に着きましたが、すっかり写真を撮るも忘れてひたすらペダルを漕ぎまくっていると、いつの間にか夕暮れになってしまいました。
何もない場所でしたが、今回の旅のお供となる自転車と装備を残しておこうと思い、写真を撮ってみました。
のどかですね。
既に、海から60キロ程離れた場所まで来ていたようです。
荒川の右岸をずっと走ってきましたが、以外に未舗装地帯が多くてビックリです。
ロードバイクを乗っている人もいましたが、彼らは未舗装区間になると別のルートを通って荒川を遡上しているようでした。
私もいつかはロードバイクと考えてはいますが、旅となると未舗装路なんて当たり前なので、どうしたものかと考え中です。
グラベルロードという種類のタイヤが太いタイプも出てきていますが、未舗装路を走れる代わりにスピードが遅いとのことですね。
ロードバイクを乗ったからには、そこらへんのおっさんに抜かれる訳にはいかないと思ってしまうので、利便性かスピードかで悩んでしまって購入に至らないのです。
しかし、流石にレンタサイクルでは体力の削られ方が半端ないですし、行動範囲も狭くなるので早急にロードバイクを手に入れたいところです。
川幅が日本一の場所にやってきました。
全く知らなかったので、純粋に新たな発見があって良かったです。それにしても2.5キロの川幅って尋常じゃないですよね。
大きな玉作水門を過ぎれば、ゴールはもう少しです。
熊谷市付近から、荒川の左岸に渡ったところ、秩父鉄道と並行して走ることになりました。
都会の電車とは何かが違っているのか、風景がそう見せるのか分かりませんが、心が落ち着くのを感じながら、ギコギコと自転車を走らせます。
そして、日没直前にホテルに到着し、近くのアリオというスーパーで酒とつまみを大人買いしてホテルの部屋でプチ豪遊して楽しみました。
というのも、喉が乾きすぎていたため、お店に入ったら永遠とビールを飲んでしまいそうだったので、お金が気になったためです。
普通じゃ行けない遠方まで旅行したのであれば、ご当地の料理を楽しむことをしたでしょうが今回はお隣の埼玉県です。
そんな事情で、ちょっと節約に走ってしまいました。
長瀞到着
ホテルで朝ごはんのバイキングで、一日分の栄養補給を済ませてから20キロ先の長瀞を目指しました。
朝の早い時間だったので、快適に走ることができ、10時には長瀞に到着です。
これが、長瀞か~
という感じで、一番の観光地と思われる「岩畳」付近を数分だけ散策です。
一人旅行だと、目的地まで着いたら終了という感じがしてしまい、写真を撮って終わりとなってしまうのです。
もったいない気もしますが、車で来るのとの違いは目的地までの行程を楽しむ比率が高い事だと考えてます。従って、目的地に着いた達成感を味わえれば満足で、後は帰りの行程を楽しもうとなるのです。
70キロのサイクリングがこの後に控えてますからね。
でも、川下りの雰囲気を味わえましたし、楽しむ人々の姿を見れましたので悔いはありません。
一人でラフティングをするような勇気と根性は持ち合わせてないので、楽しんでいる人を見ているだけで十分です。
またいつか友達を着た時に楽しみたいと思います。
帰宅
長瀞に着いた時点で陽射しが凄かったですが、もはや真夏かと思う炎天下の中、遮るものがない荒川の土手をひたすら河口に向かって走りました。
長袖に防止と完全装備でしたが、朝に準備した2Lのスポーツドリンクは早々に無くなり、ところどころにある公園の水飲み場で渇きを癒す羽目になりました。
炎天下のサイクリングはちょっとした地獄を味わえますね。
家まで残り10キロという時点では、手足のシビレと体力の急激な衰えを感じることになりました。
恐らくは、ハンガーノックだったと思います。
ほとんど平地だったので、まさかとは思いましたが、急いでカロリーがありそうなジュースを購入してカロリーと水分を補給しときました。
夏の旅は何が起きるか分かりませんので、準備を万端にしておく必要があると再認識する出来事でした。
なんとか家にたどり着いて風呂に入りましたが、足がやたらと痛いので見てみると、短パンで隠しきれなかったふくらはぎが真っ赤になっているではありませんか。
まるで火傷です。
足まで日焼け対策が必要な事に気が回らなかったのが敗因ですね。
次回は、全身を覆うような服装で臨みたいと思います。
鬼でした。