【国内-千葉:屏風岩】隠れた絶景スポット!人気観光地になる前に独り占め
こんにちは。鬼です。
先日、とある写真を見た事がきっかけで、千葉の白浜まで出かけてきました。
その写真とは千葉県白浜の「屏風岩」という海岸を写したものです。
こんな風景が千葉県にあったのか!と驚かされました。
というのも千葉にはかなりの回数通っており、観光地と呼ばれる場所は見て回ったと自負していたためです。
そんな私でも知らないという事は、意外と世間では知られていない場所なのではないか、それとも知られてはいるがその価値が過少評価されているのではないかと思い、少しでも「屏風岩」の魅力を伝えたいと思います。
屏風岩とは
千葉県白浜の根本海岸の西端に位置しており、波の侵食に強い泥板岩と、浸食に弱い砂岩の地層がほぼ垂直に隆起したものです。
浸食に弱い砂岩が削られた事で、現在の屏風の様な形状になったとのことです。
そして、1955年(昭和30年)に千葉県の天然記念物に指定されておりますので、知ってる人は知っているのですね。
特に白浜の近くの海岸が綺麗に屏風の形をしていますが、この近辺の海岸は同様の地層であるため、Googleマップで航空写真を見ても地層がほぼ垂直に隆起しているのを確認できました。
この景色、個人的には世界の絶景の中でも上位にランクされるかもしれません。
見慣れてないからかもしれませんが、海に向かって綺麗に立ち並ぶ岩と、岩の間に入り込んだ海水に反射する空とか、もう最高の景色を演出しています。
海ということは潮の満ち引きもあるため、その時々で見せる表情も変化するわけですが、朝とか夕方とか、霧が出ている時とかの写真を撮りたくなる景色でした。
これ、絶対に夕日とかも綺麗ですよ。
屏風岩はかなりの範囲にわたって広がっているため、スケール感も凄いです。
何より、人がほとんどいないのがいいですね。
日本のみならず、世界中の人に知ってもらいたい気持ちはありますが、この場所が人で溢れる姿はあまり見たくないという葛藤がありますね。
屏風岩と砂浜との境界はこんな感じでした。
砂浜といっても、結構大きめの砂や貝殻で構成されているので裸足で歩くのは厳しかったです。
こんな巨大な屏風岩もありますよ。
これらは全て垂直に立った地層なので、剣山の様に尖っているので登る場合は注意が必要です。怪我したら楽しい旅行も台無しですから気を付けましょうね。
複雑に浸食された岩もゴロゴロしているため、岩マニアの人にもオススメの場所ですね。そんな人がいるかどうかは分かりませんが。タモリさんとかは好きそうですね。
アクセス方法
千葉県の最南端に近いため、他の観光地に比べて行くのが大変な場所であることは間違いないです。専用の駐車場もありませんので、「白浜フラワーパーク」の駐車場に停めて観光がてらに見るという感じか、バスで行くのがオススメです。
ただし、「白浜フラワーパーク」の駐車場に無断で停めることはできないので注意しましょう。
住所は、千葉県南房総市白浜町根本付近です。
バスでのアクセス方法は、JR内房線館山駅から安房白浜行き「白浜フラワーパーク」下車徒歩2分です。
大まかな場所はここです。ちょっと遠いです。
拡大するとこんな感じです。
千葉に行く際は、是非ともカメラを片手に、まだ人が少ない屏風岩の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
鬼でした。