鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【イタリア一人旅】シエナの苔むした路地を求めて

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こんにちは。鬼です。

どこが大通りで、どこからが路地なのかよく分からない街であるシエナ(Siena)ですが、フィレンツェとも、ベネチアとも他のイタリアの街とも違った味わいのある路地が満載でした。

アップダウンが激しいため、難易度が高い街ですが素敵な路地がきっと見つかるはずですよ。

路地を求めて

シエナは坂が多いので、路地への入り口も個性的です。

大通りからポッカリと口を開けた入り口は、いきなり緩やかな階段になっていました。

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街の中心部の路地は、途中にお店があったりと人で賑わっていますね。

雰囲気もオシャレな感じです。

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てくてくと歩いて大通りから離れるにつれ、人通りもまばらになってきました。

いよいよ路地といった感じになってきましたね。ワクワクします。

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無我夢中に歩いてきたせいか、完全に住宅地に入り込んでしまったようです。

しかも、ちょっと高台に出たため思いがけない景色を拝むことができました。

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一つ一つに建物は小さいですが、完全に隣の家と一体化していますね。

どうやって建てるのとか、建て壊しの時は大変じゃない?とか、内部はどうなっているのか?とか、色々な疑問が頭の中に湧いてきました。

まあ、深く考えずに景色を楽しんだのですが。

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路地を歩いていると、たまにこのようなトラップに出くわします。

行き止まりなのか、実は横道があるのかが判断が付かない路地です。

日本の様に親切に「この先行き止まり」などの標識はありませんので、引き返す事にしました。

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こんな怪しい場所もゴロゴロしてましたね。

民家の裏手に続く路地ですが、人が通らないのか苔や草がかなり生い茂ってます。

この先に進んだのですが、結局は行き止まりで新たな発見には繋がりませんでした。

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ちなみに、今の路地を反対から見た光景です。

こっちから見ると、トンネル越しに遠くまで見えるので良い感じですね。

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シエナの路地は苔が多い印象ですね。

少し水はけが悪いのか、足場もそれほど良くない路地が多かったです。

日本でも田舎の方に行くと、道路がそれほど整備されていない街がありますが、シエナも同様に中世の飾らない素の姿を残した街なのかもしれませんね。

全体的にダークな印象の路地が多いですが、これはこれでシエナを感じられるので好きですね。

実際は危険は全くありませんでしたし。

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歩きに歩いて街の中心部に戻ってきました。

全然印象が違う路地で少しびっくりしてしまう程ですね。

この後、ホテルに戻ったり、別の記事で書いた夜のカンポ広場でビールを飲んだりとシエナを遊びつくしました。

【イタリア一人旅】カンポ広場を世界一美しく世界一くつろげる広場に認定です

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カンポ広場からの帰り道で、路地からマンジャの塔が見えたので一枚撮ってみました。

夜は夜で盛大にライトアップされているので迫力がありますね。

ちなみに、夜の路地もほとんどは観光客なので身の危険を感じる事は全くありませんでした。

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ほろ酔い気分で、夜の綺麗な路地を歩いてみるのも幸せな一時です。

そのままホテルに向かってシエナでの路地探しは終了です。

鬼でした。