鬼、金を食らいに旅に出る

金の為なら手段を選ばず、マイルの為なら手間を惜しまず、旅の為なら鬼と化す

【イタリア一人旅】ベネチアの運河と美しき路地探しの散歩

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こんにちは。鬼です。

ベネチアには観光客だけではなく住人も沢山暮らしています。

1951年のピーク時には175,000人と言われていますが、今日では56,000人程度と減少しているのは事実ですが、それでも数万人単位での生活が営まれているので、日常の風景を探しに細い道へと入っていってみました。

ベネチアの生活道路

華やかなゴンドラだけが水路を利用しているのではなく、土木関係の人や商品を配達するドライバーさんなども見かけます。

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皆、小型の船を巧みに操り仕事をしていますね。

レンガを積んでいる人はベネチアの建築を修復する大工さんでしょうか。

このような光景は、大通りから少し外れただけで見られる光景です。

ベネチアと言えども華やかな面だけではなく、ちゃんと生活臭がする場所もあるんですね。なんだかホッとします。

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路地に入っていくと、まるで迷路のような細い道がクネクネと繋がっているので、入っていっても大丈夫なのかが不安になりますが、治安的にもそこまで危なくはないようです。

ですが、夜はあまりにも暗くなるのでオススメはできません。

街灯が少ないため暗闇が多く本気で迷子になりそうになってしまったのです。

身の危険を感じるまでには至りませんでしたが、水路に行く手を阻まれたりと焦る気持ちが恐怖心をあおり、かなり怖い経験でした。

観光地だからと言っても油断は禁物ですよ。

ベネチア本島の深部を探検するなら、できれば明るいうちに実施しましょう。

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路地の道が水に置き換わった様な不思議な光景です。

各家庭が船を持っているとは思えないので、移動はやはり不便なのではないかと思ってしまいますね。それともどこかで陸続きに繋がっていて、船が無くても生活が困らないようになっているのでしょうかね。謎ですね。

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こっちは、普通の路地です。

ベネチアの路地はまっすぐではなく、曲がりくねった道が多い印象でした。

もはや観光客の姿を確認できない住宅街に入ってきてしまったようです。

逆にテンションが上がります。

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どんな感じで運河が繋がっているかを自分の目で確かめたいところですが、今回は陸の上からの調査で我慢しておきます。次回は船をチャーターして運河巡りをしてみたいですね。

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まるで丁字路です。

一階にある入り口は普通に利用しているのでしょうか?

満潮時は床上浸水してしまうのではないでしょうか?

室内はどうなっているんだろう?

と数々の疑問が出てきますが、そういうことをひたすら考えるのも楽しい散歩の時間ですね。

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人が沢山いる場所に出てきました。

少しホッとしますね。

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初めは細いと思っていた通路がかなり広く感じられます。

しかし、大通り沿いはどこまで行ってもお店が続いているので、観光業で生計を立てている人が多いのでしょうね。

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この人は住人でしょうか。

大量に買い物をしてきた後のようですね。

そういえば、ベネチア本島にもスーパーがあると聞いていましたが、私には見つけられませんでした。

そして、本島内は車も自転車も使えないため、実際に暮らすとなったら不便そうですね。お年寄りとかはどうしているのでしょうか。

かなり気になってきてしまいました。

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入って行きたくなる路地発見です。

赤いポストもありますが、郵便配達員は歩いて手紙を回収したり届けたりしているのかと思うと感心します。それとも運河を利用しているのかな。

また一つ謎が増えてしまいましたよ。

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この路地?には入りたくとも運河が邪魔して絶対に入れません。

入りたい欲求をなんとか抑えて先に進みました。

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素晴らし路地ですね。

路地の見本のような美しさです。両脇がピンクの壁というのも珍しいですし、街灯も良い感じです。街灯が灯る夜の顔も見てみたいものです。

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突き当りなのか、先が続いているのかが分からないパターンです。

考えるくらいなら先に行ってみないとですね。

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たどり着いた先は、賑やかな通りでした。

ベネチアらしい仮面のお店ですが、結構な値段なので見るだけに留めました。かさばりますしね。

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また路地に入ってきましたが、ここは流石に入ったら怒られそうな雰囲気がする場所です。

家の中なのか、外なのかすら分からない謎の空間でした。

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ゴンドラのメインストリートですかね。

渋滞してますね。

絵的には素晴らしい光景を拝めたので良かったです。

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無人の工事現場を発見しました。

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このようにして、ベネチアの街を少しずつ修復しているのですね。

この景色を長く保ってもらう為にも、頑張ってもらいたいものです。

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かなり端の方まで来てしまいましたが、この辺りは土地が広いというか、運河と建物の間に十分な空間があり、遊歩道のようになっています。

カフェやバーでゆったりできる感じでした。

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完全に下町という雰囲気です。

洗濯物もガンガンかかっていますが、やっとイタリアの田舎らしい風景に出会えた気がします。

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ベネチアの裏側を垣間見た散歩でしたが、非常に楽しい体験でした。

実は散歩中もかなり飲みまくってますが、その話は別の機会に書きたいと思います。

そして、帰りはのんびり船でホテルまで帰りたいと思います。

鬼でした。