【国内-九州】鹿児島から佐世保へ、そして山口へ
こんにちは。鬼です。
念願の枕崎でのカツオ料理に舌鼓を打ち、ちょい二日酔い気味でしたが山口まで戻らないといけないために早朝から行動することになりました。
※枕崎の話に興味がある方はこちらから↓
【国内-九州】JR指宿枕崎線で行く砂風呂とビンタ料理の小旅行 - 鬼、金を食らいに旅に出る
鹿児島での早朝散歩
鹿児島では天文館という繁華街のホテルに宿泊していましたので、西郷隆盛の銅像がある場所を通って鹿児島駅から電車に乗ることにしました。
朝の繁華街は東京でも鹿児島でもほとんど同じで、祭りの後という感じで哀愁があって好きですね。
幹線道路沿いを歩いて行くと、15分程度で西郷さんと対面です。
上野にいる西郷さんとは違いピシッとしてますね。犬もいないですし。
そういや、桜島を見たりないということで海の近くまで行ってみましたが、今日もまた雲がかかっていて全体が見えません。
以前来た時も見えなかったので、桜島には縁がないのでしょうか。またいつかリベンジしたいと思います。
鹿児島中央駅の巨大なビルとは打って変わって、鹿児島駅はかなり小さな駅です。
街の中心からも少し離れているせいか乗客もまばらですね。
学生さんが大勢いましたが、大体は次の鹿児島中央駅で降りてしまったので今の中心地は鹿児島中央駅なのでしょうね。
知らずに鹿児島駅に行くとビックリするかもしれないので注意が必要ですね。
朝の7時半くらいですが、今日の目的地は福岡ですのでこの時間からひたすらローカル電車に乗りまくります。直接福岡に行けば夕方には着くはずですが、なんとしても佐世保に降り立ちたいがために、強行スケジュールになってしまいました。
肥薩おれんじ鉄道の萌えキャラ?
JRから肥薩おれんじ鉄道に乗り換えて、ゆらゆら揺られているとアニメキャラのような看板が目に入りました。
おお、これば看板ではなく駅名表示板ではないですか。
数多くの駅を見てきましたが、このようなアニメキャラを利用したものは初めて見ました。いろんな戦略でアピールしているのですね。
そういえば、おれんじ鉄道の社内には鉄道員募集の張り紙があったので社員を募集しているようです。
良い景色を見ながら電車を走らせるのもありかもしれないな。と心から思ったのでした。
何度目かの乗り換えで八代駅に降り立った際に見かけたものです。
0起点はどこで見ても良いですね。ここから鉄道が始まるのだというロマンが感じられます。
かなり時間が飛びますが、鳥栖に到着した時には既にお昼を過ぎていたため、鳥栖駅からご飯を食べられる場所を目指して歩いてみました。
すると、駅から数百メートルの場所に大きな複合施設があり、その中にスーパーもあることが分かりました。
スーパー大好き人間なので、この土地の名産品を探してみましたが簡単に食べられそうなものが見当たらず、手巻き寿司を購入して駅前のベンチで日向ぼっこしながら頂きました。
こういう感じもほのぼのします。
佐世保バーガー
1時間程の乗り継ぎ時間を経て、いざ佐世保に出発です。
途中に焼き物で有名な有田を通るのですが、車窓から無数に窯の煙突が見えてちょっとだけ得した気分になりました。しかし、有田駅周辺は外人さんが多かったです。
外国でも有田焼は有名なんでしょうかね。
あっと言う間に佐世保に到着です。
日本最西端のJR駅です。
今回の旅で、日本最南端の西大山駅、数年前には日本最東端の東根室駅を制覇しているのでJRに関しては残すところ最北端の稚内駅だけです。
こうなったら意地でも行ってみたいですね。
外見はこんな感じです。
「Youは何しに日本へ?」で何度か見たことがあるため、おお、遂に来たかという感じです。
ここでの滞在時間は1時間です。
早速、佐世保バーガーを食べるために目星をつけている「BigMan」さんに突撃です。
町中に佐世保バーガー店があるのかというイメージでしたが、そこまでバーガーショップが立ち並んでいるという感じではなく、別々の場所に点在している感じでした。
駅から10分程で「BigMan」に到着し、一番人気というベーコンエッグバーガーを注文してみました。調理中に店内を見回すと佐世保バーガーキングである、オーストラリア人のジュリアンさんの記事が貼ってありました。
何度もテレビで見ているので、なんだか知らないけど親近感が湧いてきますね。
ハンバーガーを食べるのはアメリカのカールスジュニア依頼です。
場所を移して、佐世保駅前のシーサイドパークという公園で海を眺めながら頂きました。
なかなかのボリュームですし、しっかり野菜も摂れるので栄養満点です。
もうこの環境で食べたら文句ありません。
2、3分で食べてしまってなんだか物足りないくらいでした。
軍艦?を眺められるのも佐世保だからでしょうね。カッコいいですね。
束の間の休息も時間の関係で早々に切り上げて駅に向かい、佐世保バーガーのマスコットに別れを告げました。
また来てねと言っているように見えました。ちょっと寂しい感じです。
博多で最後の一泊
佐世保からは元来た道を戻って博多を目指しました。お腹が一杯になってしまったせいか眠気に襲われ、ほとんど寝てしまっていたため本当に一瞬で博多という感じです。
紛れもなく博多駅です。
博多駅前通りを寝ぼけながら今晩の宿である「コートホテル博多」を探しながら歩いているとものの10分程で見つけることができました。
部屋でコーヒーを飲んで一休みしたら博多の夜の街に出発です。
博多と言えば屋台ですが、屋台に着く前に我慢できずにラーメンを食べてしまいました。ふらっと入ったため店の名前も覚えていないという失態のあげく、眠くなってしまったので部屋のみ用の酒を買いこんでホテルに戻ってきてしまいました。
きっと旅の疲れが出たんでしょうね。
ホテルに帰ってからは元々購入していたウイスキーも全て飲み干し、潰れるように寝てしまっていました。博多、中州の夜を満喫できなかったのが本当に心残りです。
最終日
見事に二日酔いになっていました。
アルコール分解酵素は人より多いこともあり、滅多に二日酔いにはならないのですがこの日は明らかに体調がおかしかったです。
不安を抱えながら山口に向かいましたが、途中何度か途中下車する羽目になってしまいました。
なんとか山口宇部空港の近くまで来たのは良いですが、時間を見誤ってしまい相当な待ち時間が発生することが発覚し、急きょ空港最寄り駅の草江駅ではなく、一つ前の宇部岬駅で降りてみました。
乗ってきた電車を陸橋から見送りました。
無人駅だったのでスルッと改札を抜けて外に出ると、のどかな風景が広がっていました。どうやら海までは500メートル程度なので散歩がてら歩いてみました。
一軒家ばかりですが、変った塀の家庭が多かったですね。同じ日本でも地域によって多少は流行りも違うのですね。こういう発見は散歩の醍醐味です。
海も透き通っていて大変綺麗です。
海を見ながらの散歩は至福の時でしたが、空港まではちょっと距離がある上に防音のため丘が作られていたため飛行場が全く見えなかったのが残念です。
それでも少しだけ早めに到着したため、宇部空港のラウンジ「きらら」にも潜入してみました。中はこじんまりとした空間で、10~15席しかなかったように思います。
受付の人にSPGアメックスカードを提示してすんなり入れてもらえましたので、とりあえず喉の渇きを潤すためにオレンジジュースを頂きました。
お菓子として「鶏卵せんべい」が置いてあったためそれもありがたく頂きました。
大変美味しかったです。
空からの富士山
JALの飛行機で山口宇部空港を離陸し、しばらくは眼下の景色を楽しみました。
飛行機はこの景色があるから飽きませんね。手元の地図と照らし合わせるのが趣味といってもいいかもしれません。
以前、今治から尾道へと続くしまなみ海道をサイクリングしたのですが、その道筋が上空からもハッキリと確認できたのは良かったです。
走ると遠いですが、上から見ると近く感じますね。
事前に富士山が見える座席をJALのホームページで調べていたので、今回は進行方向の左側の席を予約していました。晴れていたこともあり、雪をかぶった富士山をばっちり目に焼き付けることができて良い旅の締めくくりになったと思います。
鬼でした。