【ヨーロッパ縦断】バルセロナにてレンタカーがレッカー移動!失意のサグラダファミリア観光
こんにちは。鬼です。
ちょっと前の話になりますが、美しいヨーロッパを肌で感じるためにツアーではなく個人旅行としてレンタカーを借りてドライブすることを思いつき、友人と2人でヨーロッパ9カ国を廻る旅を実施した時の記録をお届けします。
尚、アメリカ大陸を同様にレンタカーで横断した際の記事もありますので、興味があればこちらもご覧ください。
ドライブ旅行の準備
ドライブ旅行を実施するにあたり、いきなり現地に乗り込んでその場でレンタカーを契約し、自由きままにドライブを実施するのが理想の旅だと思います。
ですが、サラリーマンという身分では限られた時間内に任務を遂行する必要があるため、あらかじめ事前に準備をする必要があります。
例えば以下のようなことを事前に実施するのが一般的かと思います。
①行程決め
②日程決め
③予算決め
④出発準備
⑤会社への報告
⑥出発
これらの内容をまとめたのが下の記事になりますので、どのような感じで進めればよいかが分かるのではないでしょうか。
また、以下の内容について具体的にどのような作業を実施するのかをまとめた記事もありますので、こちらも参考にしていただければと思います。
・パスポート取得
・航空券取得
・海外旅行保険加入
・外貨購入
・レンタカー予約
・国際免許証取得
・荷物選定
アメリカドライブで最も反響があった記事は、持ち物リストです。
皆さん、やっぱり悩むところは同じですね。
できる限り荷物を少なくすることと、私の経験から必要最小限の持ち物にしぼって公開した記事ですので、こちらも参考程度に確認してみてください。
羽田出発
さて、出発までにもろもろの準備を済ませれば、あとはヨーロッパに向けて飛び立つだけです。
今回は、カタール航空を利用したため、ドーハで乗り継いでスペインのバルセロナを目指します。
羽田出発は例のごとく深夜便ですので、会社が終わったら速攻で家に帰り荷物を持って空港に向かいます。時間は以下の通りです。
00:30 羽田発
05:30 ドーハ着
08:20 ドーハ発
14:15 バルセロナ着
羽田空港での楽しみはやっぱりJALのサクララウンジです。
本来は、JALのファーストクラスとかビジネスクラスに乗る人が利用できる航空会社のラウンジです。
ゴールドカードなどで入れるクレジットカード会社のラウンジとは全く別物です。
このラウンジに入れる条件としては、上記したビジネスクラス以上の座席を予約するか、JALの上級会員になる必要があるのです。
今回の旅は全てエコノミークラスで予約していますが、友人がJALの上級会員であるサファイア会員であるため、同行者の私もこの上級会員の恩恵を受けることができたのです。友人さまさまです。
ラウンジの入り口はホテルのカウンターのようになっており、この段階で初めての方は圧倒されることでしょう。
本当に入っていいのかなと。
航空券とパスポート、友人はJALのサファイアカードを提示すると入室許可が与えられます。
ラウンジの中は、まあこんな感じでクレジットカードのラウンジよりはゆったりとした空間になっています。
人も時間帯によってはほとんどいない時もありますし、スタッフも数名常駐しているため安心感はあります。
航空会社のラウンジの醍醐味はなんといっても酒と食べ物です。
バカ高い酒とまでは行きませんが、生ビールサーバーが置いてあったり、そこそこのウイスキーや日本酒、ワインは全て飲み放題です。
サクララウンジで最も有名なのは、ビーフカレーですが、このビーフカレーはそこら辺のカレー専門店をしのぐ美味しさです。
これから海外旅行だと浮かれている分を引いても、十分においしいと感じる味ですので機会があれば是非とも食べてみることをお勧めします。
出発
ラウンジで満腹になり、酒もすすんでほろ酔い気分の中で飛行機が停まっているゲートまで目指します。
カタールというと中東の国であり、危ないイメージを持たれている人も少なくないと思いますが、機材にお金をかけている感じでいつ乗っても綺麗な飛行機にあたることが多いです。
石油マネーの影響なのか、UAEのエティハド航空、エミレーツ航空なんかも安全性のランキング上位の常連ですので、変に意識する必要はないのだと思います。
今回お世話になる期待を拝んでから機内に乗り込みました。
仕事終わりで酔っていたせいもあり、離陸後に爆睡してしまいました。
機内食ももうろうとして食べたせいで、写真などは皆無です。
そして、気が付けばドーハの空港に降り立っていたという感じですね。
入国手続きを終えると、ターミナルの中心部に出るのですが、そこには巨大なクマのぬいぐるみのようなものがあります。
このクマには既に何度もあっているため、海外に来たなと実感できる目印となっています。
乗り継ぎ時間も余裕があるため、またまたラウンジを活用です。
今回はシャワーが目的でしたので、フロントでシャワーを利用したいことを告げるとシャワー室に案内されます。
対外のラウンジでは、シャワーは予約制で勝手に利用することはできないので気を付けましょう。
あと、シャワールームには番人のような人がいるため、心ばかりのチップを渡すと気分良くシャワールームを後にできると思います。
催促してくることはないですが、シャワーを浴びて気持ちよくなった分は掃除してくれている方にも感謝の気持ちを示すのも良いのかなと思います。
シャワーでさっぱりしたら、あとはバルセロナまでひとっ跳びです。
バルセロナ空港
特に遅延することもなく、無事にスペインのバルセロナに到着です。
ここでもJALサファイア会員の力で、荷物が優先的にレーンに流れてきたため、レンタカー屋さんで混雑をさけることができました。
意外とというか、かなり恩恵を受けているため友人には感謝の気持ちだけを伝えました。
今回の度のお供は、韓国のKIA製のSUVです。
レンタカーを借りる際にアップグレードできるよ。ということでアップグレードしてもらったのですが、これが後々ネックになってくるのでした。
まあ、お気づきかと思いますが、乗り心地は良かったのですが、燃費がすこぶる悪かったのです。あと、車体がでかいことはヨーロッパでは決して有利ではないのです。
これも経験しないと分からなかったことなので、良い教訓になったのでした。
いきなりのレッカー移動
空港でレンタカーを借りると、空港直結の駐車場から車を走らせることになるのですが、まず第一関門は駐車場の出口です。
狭すぎていきなり車体をこすりそうになりながらなんとか道にでることができましたが、いきなりハイウェイのようなところで、運転する友人もかなりテンパっていました。
初日のホテルは日本で予約済であるため、夜までは観光をする予定だったため、まずはガウディが設計した「グエル公園」に向かうことにしたのです。
駐車場を探していましたが、日本のように駐車場がそこら中にあるわけではなく、ほとんどの車は路上駐車していました。
私たちもたくさんの車が止まっているエリアにちょっとだけ路駐することにしました。
歩いて数分の距離にある公園を一通りみて、駐車してところに戻ってみるとなんと、私たちの車がレッカー移動される真っ最中だったのです。
流石に焦りました。
車の中にはスーツケースやら旅に必要なものが全て入っているし、これで旅が終わってしまうのかという恐怖から運転手に怒涛の勢いで迫りました。
何と言ってかは定かではないですが、これはレンタカーだ。スーツケースだけは降ろさせてくれ。的なことを片言の英語で話しましたが、結局ダメでした。
その時に渡された紙がこれです。
この場所に取りに来いということだそうです。
いきなりのトラブルにちょっと焦りましたが、冷静になって考えてみるとここまで行けば車は取り戻せるし、まだ日が高いから明日来いということにはならないだろうということで、急いでタクシーに飛び乗りました。
この場所につくと、そこは巨大な駐車場となっており、レッカーされた車が沢山とまっていました。
係員に、この切符を見せると、まだ到着していないから、少し待ってくれということなので数十分ほど待ったところで、さっきのドライバーと対面です。
あちらは陽気に、ハーイ!とか声をかけてくるので無視して車を下してもらい、罰金100ユーロ程を支払い返却してもらいました。
本当にホッとしました。
危うく到着してすぐに旅が終了してしまうところでした。
車は危険だということで、まずはホテルにチェックインをすることにしました。
ホテルの場所はサグラダファミリアの近くのため、街のど真ん中です。
今度は事故の危険もありましたが、なんとか一方通行地獄を切り抜けホテルの地下駐車場に車を停めました。
サグラダファミリア
バルセロナといったら「サグラダファミリア」というくらい有名ですが、今回が初の訪問です。外観は噂に違わず素晴らしいの一言です。
中はよくあるヨーロッパの教会のような感じかなと思っていましたが、これまで見てきた感じとは全然違うカラフルな印象です。
ステンドグラスからこぼれる虹色の光が床にも反射して、なかなかに美しい空間が広がっていました。
しかも、一色だけではなく何色もの光が味わえるため、見ていて飽きないのですね。
装飾も変わったものがおおく、もうちょっと勉強してから見学すればよかったと反省しております。
夕飯は、ホテル(Ayre Hotel Rosellon)近くのバルでスペイン料理を頂き、ホテルに戻ってくると、部屋からは「サグラダファミリア」が真正面に見えるのです。
しかも、屋上のバーからは解放感満載のバルセロナ市街地と「サグラダファミリア」といったコラボで初日はいろいろあったけど、全てを忘れさせてくれる景色を見ることができました。
明日からは、本格的にドライブ開始のため、お酒もほどほどに眠りにつくのでした。
鬼でした。