【ヨーロッパ縦断】ゴールのパリでルーブル美術館に癒される
こんにちは。鬼です。
遂に帰国の日がやってきてしまいました。帰国便は夕方の16時のため半日は観光にあてられます。
ドライブが予定通りに進まなかった場合を想定して、最終日は予備日にしていた関係で予定は全く決めていません。折角なので有名どころを見てみたいという友人の希望を優先し、ルーブル美術館周辺のバリバリの観光地に行ってみることにしました。
ルーブル美術館
私は学生時代に一度ルーブル美術館に来たことがありましたので、入り口が混雑するだろうということは想像していましたが、ちょっとホテルを出る時間が遅くなってしまった影響か、物凄い行列が既に出来上がていました。時間には余裕があるため、特に焦ることなく1時間程並んで入ることができましたが、この時点で少し疲れてしまったため美術館内のカフェでコーヒーブレークです。
時間に余裕があると行動にまで表れるものですね。学生時代は真っ先にモナリザにダッシュしたのを覚えてますが、この年になるとまずは体を休めることが先決です。
個人的にモナリザよりも、「サモトラケのニケ」像が昔から好きなのでまずはニケ像から鑑賞です。
やはり、神々しいという言葉がピッタリの彫刻です。
昔と変わらず階段の踊り場で光り輝いていました。これを見れただけでもお腹いっぱいです。
実は、ニケ像の下は人でごった返していたのであまりゆっくりと鑑賞できなかったのですが、一応ツーショット写真も撮ることができたのが幸いでした。
モナリザ
ニケ像以外にも世界的に有名な絵画や彫刻を堪能し、満を持してモナリザとの再会です。
小さっ!
という声が友人から漏れました。始めて見た時は私も驚いたのですが、イメージよりも一回りも二回りも実物は小さいのです。
ですが、実に堂々と飾られており、威厳ある姿に圧倒されるのです。
よくテレビで見るモナリザが目の前にあるというだけでもちょっと感動ものでした。
ノートルダム寺院
それから1時間程ルーブル美術館の有名どころを見学し、もう一つの目的地に決めたノートルダム寺院に向かいました。
シテ島というセーヌ川に浮かぶ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂なのですが、これ以上全体的にまとまった完璧なフォルムをしている建物はこの世には無いのではないかと思う程、個人的には世界一美しいと感じている大聖堂です。
学生時代にはツアーの都合で訪れることが叶わなかったため、肉眼で確認できたことでパリに未練は無くなりました。
シャルル・ド・ゴール空港
一度ホテルに戻り、預けておいたスーツケースを受け取り空港に向かいました。
空港もいちいちカッコいい名前をしてますね。
13時過ぎには空港に到着し、滞りなく搭乗手続きを終わらせたらお待ちかねのラウンジです。
ここでも友人のJALサファイア会員のお力にあやかりました。
まずはシャワーで半日の汗を流してからビールで乾杯です。最後という哀愁と無事に帰れるという嬉しさが混ざった複雑な心境でしたのでお酒が進みました。
16時発のドーハ行きの飛行機では爆睡してしまい、気が付いたらドーハという感じです。
ドーハでの7時間待ち
今回の旅は、最後の乗り継ぎが悪いとう欠点があったのですが、なんと7時間もドーハの空港で待つ羽目になりました。と言っても最初から分かっていたことですので誰にも文句は言えません。
ドーハでもひたすらラウンジで酒を飲んで、料理を食べて、疲れたら寝るということをルーチンワークのように繰り返しました。
7時間もいると流石にラウンジも飽きてくるものですね。
ぐだぐだの最終便となりましたが、機内ではテレビを見ることもなくひたすら寝てしまうという、ちょっともったいない感じになってしまいましたが日本に降り立った時には異常に元気な状態だったので良しとしましょう。
さて、今回の旅の費用は結局いくらくらいになったかというと、2人分での内訳は以下の通りです。
・航空券:20万円
・レンタカー:14万円(乗り捨て代金500ユーロ含む)
・高速道路:約2万円
・ガソリン:約3万円
・食事:6万円
・観光:8万円
・宿泊:14万円
・駐車場:1万円
・罰金:2万円
=約70万円
従って、一人あたり約35万円での旅でした。
思いのほかレンタカーにお金がかかっている印象ですが、未だになぜこんなにも高額に
なってしまったのかは解析の余地ありです。
ホテルは折角だからと始めと終わりに高級ホテルに泊まったため、値段相応だと思います。悔いなしです。
あとは、何気に観光費が8万円もかかっている点が気がかりです。確かにスイスでのアルプス観光で予想以上の金額がかかりましたが、それに加えて美術館や教会の入館料がボディーブローのように効いているのかもしれません。
全体を通してヨーロッパを堪能できたし、車がなければ行けない場所にも行けたので思い出に残るドライブ旅行になりました。
鬼でした。