鬼、金を食らいに旅に出る

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【イタリア一人旅】ベネチアの四つ星ホテルでアップグレードを初体験!

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こんにちは。鬼です。

ベネチアでの忘れられない思い出の一つがホテルです。

当時は潤沢なお金があったため、ベネチアのホテルもHISさんがおススメする良いホテルを予約してもらっていました。

お金があるといっても、1泊何十万円も出すほど余裕はなかったため、1泊3,4万円といったランクのホテルです。

荷物はフィレンツェのホテルに置きっぱなしなので、ほとんど手ぶらでのベネチア観光でしたので、観光の合間にサクッとチェックインを実施する形になりました。

スターホテルスプレンディド ベニスという四つ星ホテル

予約していたホテルは、四つ星ホテルです。

STARHOTELS Splendid Veniceというホテルで、サン・マルコ広場から100m程離れた場所という好立地に建つホテルでした。

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地図でいうと赤い印が付いた位置になりますので、観光地の真っただ中という観光するには最高の立地でした。

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運河に囲まれており、全面薄ピンク色の壁面が特徴の大き目のホテルですが、ゴンドラの発着点も兼ねているため、使い勝手の評判が良いみたいだという事は調査済でした。

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通りからも「Splendid Venice」の看板が見えるので全く迷わずにたどり着けるのも高評価ですね。

通りからは小さなホテルに見えるのですが、実際にはかなりの部屋数がある巨大なホテルでした。内部も半ば迷路のような感じになっていました。

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中に入るとチェックインの先客がいたため、ホテルのロビーを見て回りました。

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バーラウンジからは外の運河が見えるので、ここからもゴンドラやベネチアの雰囲気を味わえますね。

結局、滞在中にバーラウンジを利用することはなかったのですが。

チェックイン時に言われた事

先客のチェックインが終わり、私の番が来ました。

HISさんから頂いていたホテルのバウチャーとパスポートを提示していつも通りにチェックインが終わるかと思っていましたが、受付担当の方が何やら話始めました。

もちろん英語でしたが、私の英語力ではほとんど聞き取ることができず、分かった単語といえば、「アップ」と「ルーム」と「ブレックファースト」くらいです。

おっ!と直感しました。

これは、もしや部屋のアップグレードなのではないかと。

キーを受け取り、迷路のようなホテル内を歩いてたどり着いた部屋に入ってビックリです。

自分の中ではスイートルーム

部屋に続く廊下で気が付いたのは、部屋のドアの感覚が若干広くなっている点です。

これはデカい部屋の可能性があるかもと思いながら、鍵を開けて部屋に入って行きました。

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一瞬、目を疑う程に凄い部屋でした。

想像の遥か上を行っています。大きく3つの部屋に分かれており、ソファが置いてある部屋と、ベッドルームと浴室です。

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ドアを開けて入ってすぐの空間には、ウォークインクローゼットがあり、バスローブがありました。バスローブがあるホテルも初めてです。

 

日本に帰国してからホテル予約サイトでホテルの情報を調べてみると、明らかに自分が支払った金額以上の部屋であることは間違いなかったので、部屋がアップグレードされたことは確実です。

ベネチア旅行した当時は、マイルだとかポイント制度だとかには一切興味がなかったため、クレジットカードも学生時代から使用していた一般的なANAカードと、定期券と一体のビューカードのみです。

従って、SPGアメックスカードのようなアップグレードが高確率で実施される状況ではありませんでした。

タイミング的に、たまたまこの部屋が空いていただけなのか、HISさんの力が働いたのかは不明ですが、アップグレードされたことは事実なので、取り敢えずHISさんに感謝です。

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リビングルームからベッドルームを見た感じです。

鏡ではありませんよ。

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ベッドルームです。

黄色のドアの向こうが浴室になっていました。

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ベッドルームからは正面に通りが見えました。

ベネチアの路地というか通りが見えるという眺めも最高です。

これはもう高い部屋に違いないと確信しました。

確信しましたが、いつもワンルームで過ごしている私にはちょっと大きすぎです。

そして、あまり部屋が多いと夜が怖かったです。。

このような現実離れした部屋は、たまに泊まる程度が良いのかもしれませんね。

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写真だと小さく見えますが、浴室も実際はもっとキラキラした印象でした。

湯船は泡風呂にできる仕様だったため、泡風呂を初体験したのもこのホテルが初めてですね。

アメニティーも、安ホテルとは比べ物にならない程良いものを使用しているようでした。

ベネチア観光や飲み歩きで夜遅くまで外に出ていたため、長い時間ホテルに滞在できなかったのが悔やまれますが、私の人生に於いて「ホテル」というものに興味を持つきっかけとなったホテルの紹介でした。

鬼でした。