【東京散歩】神田-東京-皇居-市ヶ谷。1.5時間で回る都心のオアシス
こんにちは。鬼です。
時間ができたため短時間で行ける都心の散歩コースを歩いてきました。
桜が散り始めていましたが、まだまだ十分に楽しめましたし、桜がなくとも散歩コースとしても見どころ満載のコースです。
神田
スタートは神田です。皇居に向かうため東京駅の方が近いのですが、ある場所を見たくて神田からにしてみました。
神田駅の西口からまっすぐに伸びる商店街を歩いて行くと、外堀通りに突き当たるのですが、渡ったところが目的の場所になります。
その場所とは、麻婆豆腐で有名だった「五指山」の跡地です。
何か情報があるかと思いながら店の前まで行ってみると、営業中という見慣れた看板がありビックリしたのですが、よくよく見ると全く別の「肉ber BOSCO」というお店になってしまっていました。
ただ、店先には「五指山」から開店祝いの花が飾られていました。結局、「五指山」の新し情報を得ることはできませんでした。
東京
神田から東京駅方面にしばらく歩いて行いていき、東京メトロ半蔵門線に沿って皇居方面に向かうと、パワースポットで話題になった「将門塚」がビルの谷間にいきなり現れます。
写真を撮るのがあまり良くないように感じたため案内板だけを撮りました。案内板を読んでいる間も訪問者が絶えず、大変親しまれていると感じました。
「将門塚」から少し歩けば、すぐに皇居のお堀が見えてきます。ここからはまた北上する形になるのですが、お堀沿いに進みました。
100m間隔で都道府県の県花のプレートが設置しているため、散歩する際には足元にも注意して歩いてみると楽しいです。
東京都の花は「そめいよしの」だったのですね。納得というか、ちょっとだけずるい感じがしますね。
そんなことを考えながら歩いといると、毎日新聞社の前あたりに皇居へ渡れる橋が見えてきました。
桜と日本的な橋ってかなり相性が良いです。白壁もいい味だしてます。
水面に藻が繁殖していなければ相当綺麗な風景になるのですが、そこは自然のままということで多めに見ないといけませんね。
皇居東御苑
「皇居東御苑」という無料で見学が可能なエリアになります。
橋を渡ったところに警察官が立っていますが、内部に侵入する人を取り締まっているわけではないので、堂々と入っていきましょう。
最初の門をくぐった先に、平川門という巨大な門があるのですが、城内で罪人や死人が出た際にこの門から出されたと言われているそうです。
小伝馬町の牢屋に一番近いなどの理由があるのかもしれませんね。
でも、現在はかなり穏やかな空気に包まれており、癒しの空間になっていることは間違いありません。
この門の先に、通行許可証のようなプラスチック製のプレートを配っているところがあるので、必ずもらってから先に進みましょう。
出る際にプレートを返却するので必要性については疑問がありますが、決まりということですのでルールを守って楽しまないとですね。
すれ違う人はほとんどが外国の人でした。
ここに入れるということを知らない人も多いと思いますので、もう少しPRが必要かもしれません。無料ですし、都心で広大なスペースでくつろげるという至福の時間も送れるため、今後は積極的に活用したいと思います。
石垣なんかは当時のままなのでしょうか。綺麗に積まれた石に圧倒されますし、草木に埋もれてしまった石垣と階段も時代の流れを感じることができるでしょう。
北桔橋門から外に出ると、いつの間にか結構登ってきたことがお堀の石垣の高さで分かりました。
目の前に高速道路が走っているため、陸橋渡って反対側に渡ることにしました。
北の丸公園
陸橋を渡り終わると、そこはもう「北の丸公園」の入り口です。
この公園もそこまで人が多くないため、のんびりと散歩を楽しめそうな雰囲気です。
東京では珍しく、小規模ですが竹林もあるようですので、ここが都心であることを少しの間忘れることが出来そうです。
東京国立近代美術館工芸館という建物もあり、外見だけでも一見の価値ありです。
皇居ランニングした時に、この建物はいったい何なのだろうといつも思ってましたが、美術館だったのですね。新たな発見がありうれしい限りです。
てくてくと歩みを進めると、千鳥ヶ淵に出てきました。
凄い人の流れができることで有名ですが、北の丸公園側からも素晴らしい桜をみることができるのです。しかも、人が少ないので穴場スポットであることは間違いないですね。
こんな風に桜が散る中、ボートの中で読書とかしたら最高でしょうが、一人で乗るにはハードルが高すぎるため諦めました。でも、ボートいいですね~。
全貌はこんな感じです。皇居側を見るのとは異なり、バックに高層ビルが立ち並ぶ姿も悪くはないものです。
武道館
公園の終着点は「武道館」です。
ノラ・ジョーンズのライブがあるようで慌ただしかったですが、私も一度はここでライブやコンサートを見たいなと思います。長年、いつかは見たいと思い続けるだけですが、今年こそは実行に移したいものです。
北の丸公園を出ると、またまた陸橋のあるので高い場所から「武道館」を桜と一緒に写真に撮ってみました。
靖国神社
陸橋を渡ると靖国神社の入り口です。
丁度いいタイミングで鳥居の真上に太陽が輝いていたため、なんだか得した気分です。
いろいろと話題になることが多い神社ですが、靖国神社もかなり広い敷地の中に建っているため散歩するには最適な場所なのです。
この広い参道には露店が並ぶことも多いため、いつ来ても飽きない場所ですが、本日は特に催し物が無いようでゆっくりと歩くことができました。
この門だけでも、ちょっと凄い場所なんだなと直感でわかる程ですね。
本堂付近は写真撮影がNGとのことでしたので、参拝だけして帰ってきました。
「靖国神社」の裏手はこんな感じの細い路地になっていました。
市ヶ谷
路地を抜けると皇居外堀に突き当たります。これは神田川とよく間違われるのですが、河川ではなくお堀なのです。
馴染みに中央線もこのような景色の中にあると、ちょっと違う車両に見えるから不思議です。
散歩の終点は市ヶ谷駅です。
かなりゆっくり歩いてきましたが、所要時間は約1時間30分でした。
東京駅を出発したり、写真を撮りまくらなければ、1時間程度での完走が可能かもしれません。
都心でアクセスしやすい上に、想像以上に自然あふれるコースなので、最近自然に触れてないなという方にもおすすめのコースです。
鬼でした。